気づくのに、遅すぎた…

　

人は失ってから、無くなってしまってから

とても大切だったことに気づく。

　

それを人は『後悔』と言うけれど、

私には簡単に言うだけに聞こえる。

　

後悔とは言えない。

なんて言えばいいのか言葉が見つからない。

　

人や動物は何故死んでしまうんだろう…

死んでしまったら、悲しむ人がいるんだから

死ななきゃいいのに…

　

でも、死があるからこそ意味があるんだろう。

私はそう思いたい。

　

　

　

実は、この前部活から帰ったら

飼っていた犬が死んでしまっていました。

　

その前日、晩ご飯の手伝いをしていたら

「クー。クー。」と、かすれながらにも叫んでいました。

それが最後に聞いた犬の声でした。

　

13歳。

犬の歳ではとてもおじいちゃんでした。

とっても小っちゃい体で、いっつも元気よく跳ねていました。

　

そして、今日。

9:30に火葬場に行くらしいです。

私は行きません。

焼かれて、煙になって出てきている姿は見たくないからです。

　

魂はもう天国です。

体までもいなくなってしまいます。

亡き骸を見ているだけで生き返りそうなのに…

　

だから、

ti とかmasa に慰めてほしかったのかもしれない。

　

　

家族がいなくなるってこんな感じなんだなって…

辛くなるから死ななきゃいいのになって

思っただけです。

　

もっと遊んでやればよかった。

今は『後悔』という言葉しか見つかりません…。